Marie-Jose MEDEVIELLE
マリ・ジョゼ・メドウビエル展
Passege -渡り人-
2008年11月10日(月)〜27日(木)
日曜休廊 24日は開廊
入場無料
関連イベント
『Langage du Corps(=身体言語)vol.1』
開演 11月22日(土)PM7:00
出演 小林美萌 マリ・ジョゼ・メドウビエル(朗読)
料金 1,500円
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コメント
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今回の展覧会は、去年亡くなった私の大事な人のために展示するつもりです。
ELIZABETH(エリザベス)という名の人でした。
私の親戚で、幼き頃より仲が良かったです。遊んだり、笑ったり、泣いたり、折々一緒に過ごしました。然し、年を経るとともに我々は疎遠になりました。
ある時私は彼女の病を知り、彼女が亡くなる数ヶ月前に会いました。その時私たちは、再び心交わせる事が出来ました。
わたしにとって彼女は花火のような存在でした。
突然現れて突然消えてゆく。強烈な、そう花火のような印象を残して。同時に彼女は水であり、火でありました。熱帯雨林の様でもあり砂漠の様でもありました。相反する要素を併せ持った不思議な人でした。
彼女は文章を書く事がとても好きでした。
彼女の正直な気持ちが其処に現れていました。
私は此度の作品のモチーフとして、彼女の作った詩の中から2つのものを選びました。
病に伏した彼女は、死を自覚しこの世との別れを悲しんでいました。然し、その病が私たちの絆を呼びもどし深めました。
只、生きる事の苦しみと死ぬ事の苦しみを、改めて深く考えさせられました。
そのELIZABETHの事を思いながら、彼女に言いたくて言えなかった事、そして彼女に愛情を込めて、この度の作品を作りたい。
マリージョゼ・メドゥヴィエル
Marie-Jose MEDEVIELLE
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マリ・ジョゼ・メドウビエル Marie-Jose MEDEVIELLE |
1949 |
フランスに生まれる
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1974 |
エコールナショナルスペリオールデザールデコラチィフドパリ(E.N.S.A.D)卒業
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1984 |
来日
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1988 |
東京芸術大学美術学部修士課程日本画科卒業 |
主な展覧会 |
1988,94 |
二人展(真木画廊)
舞台美術制作参加「サムライ」アルトナン・アルトー作(東京日仏学院)
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1989,97-99 |
個展(真木画廊) |
1990-91 |
野外展(館山・千葉) |
1990-97 |
野外展(名栗村・埼玉) |
1991 |
野外展(盛岡・岩手) |
1993 |
DISCOVERY NEW ASIA展出品(清州・韓国) |
1995 |
光州国際展覧会出品(光州・韓国) |
1997 |
芝山野外アート展出品(千葉) |
1997,98 |
トラッシュライブ「ゴミと美術家展」出品(新宿・東京) |
1999-01 |
まるごとミュージアム展出品(御宿・千葉) |
2002 |
グループ展出品(リヨン・フランス) |
2002-04,07 |
現代美術から見た縄文世界展出品(船橋・千葉) |
2004 |
喰丸文化祭展出品(昭和村・福島) |
2005 |
個展「萌芽-めばえ-」(六本木・ストライプハウスギャラリー)
個展「souffle-いぶき-」(梅が丘・GALLERY GALA) |
2006 |
個展「山の風-Le Vent des Montagnes-」(飯田橋・こころとからだの元気プラザ) |
2008 |
「ART KAWASAKI 2008 」出品(川崎・神奈川)
個展「Passage -渡り人-」(六本木・ストライプハウスギャラリー) |
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