山中桃子個展
1010/JABU-JABU!
2009.07.11（土）-25（土）




山中桃子の当ギャラリー2回目の個展です。
前回の展覧会後、出産、現在は子育てしながら制作を続けています。
今展では子育て中の山中ならではの視点で
現在、数少なくなった銭湯が描かれます。
　
山中は女子美術大学卒業後、
挿画、絵本、ポスター、パッケージデザインなどの
イラストの仕事を数多く手がけています。
　特に、絵本では国際的なコンクールに入選し、
演劇のチラシやポスターでも高い評価を受けています。


企画イベント
7/11（土）20（祝月）2:00pm,6:00pm
一人芝居「シムシム今宵六本木」 山中聡







　

1010／JABU-JABU！　　山中桃子


よく銭湯に行きます。息子がハイハイ時期に遊び場の選択肢として、銭湯を 選びました。それをきっかけに通い始めました。

大きなお風呂に入ると、身も心も温まります。脱衣所では、知らないおばちゃまとハダカで挨拶。
ハダカになれば、み―んな一緒。地位も立場も、一切関係ない。ハダカだと、
子供か若いか年寄りか位の大ざっぱな分類くらい。
銭湯は、面倒な人間関係や、この世のしがらみを引きずらない、すこーしネジ のゆるんだ居心地のよいオアシスです。

今回の個展は、『銭湯』がテーマです。
銭湯にやって来たような、気楽な気持ちでゆるーく癒されて下さい。

1977 栃木県生まれ。 女子美術大学デザイン科卒。 イラストレーション、挿画、ポスター、ウェブイラスト、パッケージデザイン等。 「現代演劇ポスターコレクション」１９９９年、２０００年入選。 「田んぼのいのち｣、「牧場のいのち」（くもん出版）で それぞれ第１９回、２１回ブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ入選 　２００５年には、観音庵（新宿区）本堂の天井画完成。 （橋口亮輔監督　映画「ぐるりのこと。」に天井画が登場しています） 主な出版物は、「酪農家族1.2.3」（河出書房新社） 「街のいのち」「川のいのち」「木のいのち」（くもん出版） 「風になったヤギ」（旺文社）　 「桃の花」（インデックスコミュニケーションズ）。