Eimei Suzuki
鈴木英明彫刻展

-歩行の始まり-
2007.11.08(thu) - 24(sat)




鈴木英明は、
これまで紙やブロンズ、鉄を使用した彫刻作品、また銅版画、
ドローイング、油彩と様々な手法で素材や色彩を対比させながら
独自の空間を構成する作品を手がけてきました。
 
二年ぶりとなる今展では、
彫刻のみに絞ってブロンズ作品を7点を展示。
また、「歩行の始まり」と題して
それぞれの作品に明日への希望を託しました。
7点全て新作。










コメント
歩行の始まり   鈴木英明  2007.08
 
 幾重にも幾重にも積み重ねられてきた日々。それらは昨日、今日という呼び名がつき鮮明な記憶として瞬間たちどまる。しかし明日という名の日は果たして積み重ねることはできるのだろうか。そしてどんな日なのだろうか。解っているものと隣り合わせであったりすれば、なにか、想像できるものを。
 そこに何かありそうな、そう存在の気配を感じているだけなのかも知れないが、急速な時の流れの中に僅かに空いた隙き間からでも次の日を予知したいと思う。望遠鏡のように手の届かない事物を見たり、光り輝く万華鏡のように先の見える○○鏡があれば、そこに多少の糸口、手がかりを見い出し手繰り寄せることが出来るものを。いやもっと簡単に考えれば夜中に目を覚ますと明日になりかかる途中の風景だけでも見ることは可能なのかも知れない。しかしそれは心情的ではない。
 形づくることは私自身の感じ方であり考え方に他ならない。その私一人というはなはだ私的な、あまり広くない視野や思考によって成り立っている。どのような形にすれば展望できるのか、今のところこの形に託す以外にない。
 しかし、来るであろう明日を考えればもっと確かな形になるだろうし、もっと先を感じればさらにである。そう、さらに先なのである。思い描く一日々々の次の一日をさらに確かと思えるとらえ方をしなければ次に進めない。多くの思考や試作の中から明日より次の日をと、先を見据えながら作品として成り立たせることができれば、これから来るであろう明日への手がかりが少し垣間見える思いもする。そう、明日への一歩(歩行の始まり)である。こうした瞬間々々を記憶にとどめ、明日を思い描く私自身の現在を積み重ねていく他、方法はないように思われる。













鈴木英明 Eimei Suzuki
1945
埼玉県、川越市に生まれる
1968
埼玉大学教育学部美術学科卒業
個展歴
1966-75
埼玉県美術展(68、70、73、75受賞)
1976
文化庁全国県展選抜展
1977-91
国画会展(82I氏賞、84前田賞、92 退会)
1982
個展(ASAHI ART GALLERY/銀座)
1983,84
埼玉美術の祭典
1984-86
ミロ国際DDC(ミロ美術館/バルセロナ)
1986,88,90
個展(ギャラリ−山口/銀座)
1987,89 個展(ギャラリーなつか/銀座)
1992,1996
個展(西武大宮店アートギャラリー/大宮)
1993-94
個展(プラザギャラリー/調布)
1994-97 作品展示(長谷川空間創造会社/日本橋)
1997
個展(ストライプハウス美術館/六本木)
1999,01 個展(長谷川空間創造会社/日本橋)
2001-02
個展(ギャラリーイノス/目黒)
2002
個展(ギャラリー澄光/奥沢)
2003,05
個展(ストライプハウスギャラリー/六本木)
2005
高知国際版画トリエンナーレ展・佳作賞
2006 浜松市美術館版画大賞展・奨励賞
2007 個展(ストライプハウスギャラリー/六本木)
その他、展覧会多数

舞台美術
1990 ポエムリーディングの夕べ(大塚フォーラム・STUDIO 130)
1993 櫻沢ポエムリーディング(P3/新宿)
1994 櫻発ポエトリー東京(スパイラルホール/南青山)
1995 詩の声朗読会(長谷川空間創造会社/日本橋)
1998 詩の声朗読会(スタジオ73/高槻)
1998,99 埼玉詩祭(頃の国さいたま芸術劇場/与野
1999 文学のつどい(埼玉文学館/桶川)
2000 詩の声朗読会(東京オペラシティ近江楽堂/西新宿)




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