柳田郁子の個展は、 当ギャラリーにおいて2年ぶり3回目となります。 作家は20年以上布にこだわり、 作品に一貫して棉布を素材に使ってきました。 布地の糸を抜く、布地を縮めてふくらませる、 時には抜いた糸を木の張手を使いながら 宙吊りにし伸子で立体にするという手法を用いた作品です。 また近年は、舞台美術としての参加をきっかけに、 よりのびやかでひろがりのある作品へと変化しつつあります。 今回は、27年前に初めて個展を開いた同じ8月「夏」への思いを作品に託します。 ※伸子:洗い張りや染色時、布の両端に刺し留めて弓形に張り、 縮まないようにする道具。 ※張手:布の両端を挟んでひもで張る道具。
あれから 長い月日が過ぎました。 今回、初めての時と同じ8月に個展を開催します。 ストライプハウスギャラリーでは3回目となる個展です。 作品は、綿布の糸を抜き、縮めたり膨らませたりしながら、 伸子を使い、型を作り、張り手で宙吊りにする造形です。
このような作品を作り始めた当初から、 布の造形に魅せられて現在もあくことなく追求しています。
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