浜いさを展 Isao Hama 「人のかたち VOICE!」 2006.10.5-26 |
浜は、1971年以来「人のかたち」にこだわり、 白い人形を一貫して手がけ、 現代の人形造形を代表する作家です。 桐塑に布貼りあるいは粉を吹き付けて女性像や男性像など 変身や幻想といった主題で作品を発表してきました。 近年は、ユーモアとリアルさを交えながら 自己の内的なイメージを象徴的に表す制作へと展開しています。 そして当ギャラリーの前身、ストライプハウス美術館で 1999年に初めて発表したシリーズ「箱の男」は 今年、国立近代美術館工芸館に収蔵されました。 今展では「人のかたち」の新たな展開で、 廃棄するはずだったパソコンの機械部品を黒く塗り、 白い「人のかたち」と構成させます。 そして作家から見た不可解な現代社会を表現します。 作品点数約30点。 |
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