平常は札幌市に生まれ、津軽三味線奏者の父と、薩摩琵琶奏者の母のもと、幼い頃から毎日の様に人形劇を始めとするパフォーマンス遊びしていました。そうして小学生のときに一人人形劇で舞台を踏んで以来、北海道で多くの人形舞台やイベントに携わりました。高校は4年制高校に通い学業の傍ら、人形劇の制作、稽古、人形造りのほか、日舞、パントマイム、ジャズダンス、ボイストレーニング等に専念しました。そして19歳で上京、プロとなりました。
現在、若干23才でありながら10年の舞台歴を持ち、日本を代表する数少ない男性パペティアーとして全国各地を巡回公演しています。彼の舞台には花があり、公演のたびに幅広い年齢層のファンを獲得しています。最近では本人の演出、美術、操演による「毛皮のマリー人形劇版(原作 寺山修司)が、平成16年度全国優秀人形劇顕彰制度において銀賞を受賞最年少受賞記録達成しました。
パペッティアー(人形劇俳優)平常(たいら じょう)、10年間の集大成。
火曜から金曜までは「人形展〜10年分の夢のカタチ〜」と絵画公開制作。
土曜、日曜は「人形交差点〜パペットクロスロード」:平常がこれまでに発表した人形劇作品のなかから、10作品のダイジェスト版を一挙上演。