外国人と駕籠かき
駕籠に乗った外国人客をかこむ異様なな風体の男達。彼らは昼なお暗い山
間の街道筋で、旅人を運ぶ重要な交通機関、今日のタクシーであった。
吉原のおいらん道中
文明開化のさきがけ新聞売り
明治の夜明け共に江戸の情報誌かわら版が新聞となり、見るも聞くもすべて新鮮な文明開化を報道した。各社からお仕着せのはっぴを着、江戸時代のはさみ箱を利用した新聞入れに、小旗をたて、重心をとりながら鈴を鳴らして配達した。その姿は小町娘の血を沸せたという。
隅田川船遊び
はしゃぐ芸者達と共に船遊びする江戸町民。
川面に目を落として酒を楽しむ富豪の商人達。江戸の風流であった。