八杉真由美×石田美菜子作品展
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Mayumi Yasugi × Minako Ishida
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Sanctuary -Nature's Gift 2003
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2003.10.20-30
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この展覧会は、自然界の神秘や祈りの形を表現したいと、草花から密教法具までモチーフに取り入れた八杉真由美のジュエリーと、命短き草花をジュエリーとコーディネートしそれらが朽ちる前の記憶を「永遠」に椴し留めた石田美菜子の写真で構成されるコラボレーション展です。二人は1986年、ストライプハウス美術館「Sound Garden」展で出会い、個々に活動をしながら、1998年より撮影を開始しました。当初は八杉作品の記録としての要素が強かったのですが、遊び心で試してきた[身近な草花を絡めてのジュエリー]という形式に行きつき、現在も作品制作は続行中です。2001年7月、銀座ACギャラリー「第一回カレンダー展」で初めて作品を披露し、2003年のカレンダーは「年鑑日本の広告写真2004」(2003年7月発行)に入選しました。
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石田 美菜子 |
撮影のために八杉がコーディネートする草花は、あたかもジュエリーの一部になりすましているようです。そのうちこの作品たちは、生きた草花を添えて初めて完結するんじゃないか、という気がしてきました。彼女の作品の「一部」が朽ちてしまう前に、その記憶を写真に膿し留めたいと思います。
展示点数;約25点
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1962 |
東京に生まれる |
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日本大学芸術学部写真学科卒業在学中、写真家の故・三木津氏に出会い、写真の楽しさを学ぶ。卒業制作で、金丸重嶺(同学科創立者)賞受賞。卒業後、写真家・塚原 琢哉氏に師事。スタジオで広告写真を勉強する傍ら、旧ストライプハウス美術館(六本木)で撮影を担当。 |
1988 |
フリーランスとなる |
1990 |
個展「夢幻遊戯一蝉丸が舞うもう一つの世界」を発表、以後、全国を巡回。 |
1991 |
文化庁芸術インターンシップ研修員として日本の踊り]をテーマに作品制作にあたる。 |
1992 |
旅・食・出産ドキュメントなどをテーマにエディトリアルの仕事を始める。 |
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2001- |
インターネット・指導書などを通してアマチュア写真家の指導にあたる。現在、「写真の教室」(日本カメラ社刊・季刊)に「毎日が写兵日和」を連載中。 |
2003 |
八杉真由美×石田美菜子作品展「Sanctuary サンクチュアリー Nature's Gift's 2003」(ストライプハウスイギャラリー;六本木) |
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八杉 真由美 |
元来、ジュエリーとは、神への祈りを捧げるときに身を飾ったものと聞きます。今まで草花の可憐さや、力強さに感銘を受け作品制作をしてまいりました。そして今度は今までもらった感動を祈りと感謝の形にして宇宙に捧げることをテーマに制作しました。
展示点数;約25点 |
1965 |
東京に生まれる |
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東京芸術大学美術学部工芸科彫金卒業在学中より、イベントなどを企画活動。卒業後、ジュエリーアーティストとして活動する傍ら、NHK教育番組の制作スタッフとなる。
その後、世界各地を旅し、自分発見のきっかけを作る。現在ワイルドフラワーやミルキーウェイ、誕生をテーマにジュエリー制作を続けている。
また、アメリカの広告代理店の企画にも参加し、江戸時代の着物を中心に日本の美を世界に広める活動もしている。 |
1995 |
プラチナギルトインターナショナルデザインコンテスト入選 |
1996 |
JJAジュエリーコンテスト'98入賞佳作J |
2000 |
JD第21回日本ジュエリーアート展入選 |
2001 |
2001国際クラフト展一伊丹一入選 |
2003 |
八杉真由美×石田美菜子作品展「Sanctuary サンクチュアリ -Nature's Gifts 2003」(ストライプハウスイギャラリー;六本木) |
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個展 |
座ACギャラリーにで96,'98,'99,'01.
その他六本木、池袋、鎌倉、立川で開催 |
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また、グループ展、イベントなど多数。 |
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社団法人 日本シュウリーデザイナー協会正会員 |
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