Akinori Matsumoto
松本秋則展
タイオン演奏会
2009年1月27日(火)〜2月5日(木)



造形作家の松本秋則は22年前から音の出る作品を創作、
室内、野外にこだわらず様々な場所で
自動演奏によるサウンド・インスタレーションを行っています。
作品の素材は主に竹を使用し、
演奏の動力は室内なら人力や電力を
屋外なら風や水や太陽などの自然エネルギーを利用しています。
 ストライプハウス美術館当時、
1985年に「Visual Soundings」、
1987-1988年に「サウンド・ガーデン」、
1995年に個展『無人演劇第11番「サウンドofアジア」』、
1996,2000年にパフォーマンス「文殊の知恵熱『四面楚歌』」を行いました。
 今回はギャラリーになってから初めての展覧会です。
人の体温を動力としたサウンドオブジェを展示いたします。



 

タイオン演奏会 

風力発電、太陽熱発電に変わる究極のエネルギーの発見!

私は小型ギアモーターを使用して、自動演奏のできるサウンドオブジェ(音の出る作品)を27年前から制作していますが、デジタル化の流れは秋葉原のジャンク屋を直撃し、小型の精密ギアモーターの入手が困難になり、このタイプのサウンドオブジェの制作を断念せざるをえません。
そこで考え出したのが人の体温を動力源にしたウイングモーターです、サウンドオブジェの下に立つと体温により上昇気流が起こって和紙の羽が回転し、サウンドオブジェの演奏をする仕組みになっています。
今回の展示では人の体温を動力源にした色々なタイプのサウンドオブジェを会場に設置して、お客さん自身の体温でサウンドオブジェの演奏を楽しんでもらおうと考えています。

松本秋則

  



松本秋則 Akinori Matsumoto
1951
埼玉県に生まれる
1982
音の出る作品(サウンド・オブジェ)の制作を始める
1985 第17回現代日本美術展、佳作賞(東京都美術館、京都市美術館)
Visual Soundings(ストライプハウス美術館)
1986
第2回東京野外現代彫刻展 (砧公園)
1987
第5回ヘンリー・ムーア大賞展、美ヶ原高原美術館賞
サウンド・ガーデン(ストライプ・ハウス美術館)               
1988 ワークショップ金属 (目黒美術館)
動きの表現 (埼玉県立近代美術館)
サウンド・ガーデン(ストライプ・ハウス美術館)
1989 Japanese way Western means  (オ-ストラリア)    
おもしろ わざもの すぐれもの展 (岐阜県美術館)
1990 あそびの心展 (世田谷美術館)
1991 記憶の風景展 (すみだリバーサイドホール・ギャラリー) 
雨の演奏会 (原美術館中庭)
1992 A Festival of Early Childhood (オーストラリア )     
五島記念文化財団の助成で1992から1年半、アジア7ケ国で少数民族の芸能を研究
1995 サウンドofアジア(ストライプハウス美術館)                        
1998 ジャングルぐるぐる (島根 浜田市世界こども美術館)  
第4回大分アジア彫刻展 (大分 朝倉文夫記念公園)
1999
バンブー族の祭り (渋谷 ZEXEL ART SPACE ZOOM)
第9回アジア・アート・ビエンナーレ、グランプリ受賞(バングラデシュ)
2000
文殊の知恵熱No11『四面楚歌2』(ストライプハウス美術館)
2001 SUNARI project in BALI (インドネシア バリ島の水田)     
竹・風・音・光 展 (宮城 感覚ミュージアム)
竹のオーケストラ。(イギリス The Queen Elizabeth Sixth Fome College)
2002 ワークショップ 展示 (東京都現代美術館)
2003 夏のワークショップ+展覧会 (宇都宮美術館)
2004 きょうの はやまに みみをすます(神奈川県立近代美術館・葉山館)
2005 比治山アート・プロジェクト (広島現代美術館)
2006 Bamboo Bank  (横浜 BankART1929 )
2007 あーと@つちざわadvance (岩手 東和町)
2008 木のぬくもりとあそびの中から生まれた形たち展(練馬区立美術館)
2009 個展「タイオン音楽会」(ストライプハウスギャラリー) 







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